◆メラニン運ぶ仕組み解明
日焼けやしみ、そばかすの原因となる黒い「メラニン色素」が、色素を生産する細胞から皮膚や髪の毛の細胞に運ばれる仕組みを解明したと、
理化学研究所の福田光則ユニットリーダーらが15日、英科学誌ネイチャー・セル・バイオロジーの電子版に発表した。
この色素輸送に重要な役割を果たすタンパク質の働きを妨げる物質を見つければ、肌を「美白」に保つ新薬を開発できると期待される。
福田リーダーらは、髪の毛が白くなる遺伝性疾患の原因タンパク質「Rab27A」に注目。メラニン色素はメラノサイト細胞で生産された後、
「メラノソーム」と呼ばれる細胞内の小袋に貯蔵されるが、Rab27Aと協力し、
- メラノソームを細胞膜近くまで運ぶタンパク質
- 細胞膜につなぎとめて皮膚や毛の細胞に受け渡しやすくするタンパク質
の二つのタンパク質をそれぞれ突き止めた。