私の生活習慣病対策

生活習慣病 腸内細菌 乳酸菌 腸内細菌と便秘 食品汚染 過酸化脂質

◆◆◆生活習慣病◆◆◆

みなさんは知識として、一部の方は実感として、 生活習慣病にかかる怖さをよく理解されていると思います。
生活習慣病は、
・肥満
・高血圧
・高脂血(症)
・高血糖(糖尿)
これらが、その温床にあります。

これは互いに関与しながら様々な合併症を起こし、 動脈硬化など命に関わる状態まで拡大していきます。 よくこれらを「死の四重奏」といわれたりしてますよね。
そしてこれらは、自覚症状が感じられないまま 進行していきます。 自覚症状が出たときには、世間への公表の時期というような 感じで、すでに病状がはっきりと確認できる状態です。
ですから「サイレントキラー」などともいわれますよね。

これらは特に「食生活」=「生活習慣」に強く関与していますが、 その習慣を改めるのはなかなか努力がいることです。
食生活をあまり変えなくても(でも、過ぎたるは及ばざるがごとし、ですよ!) その危険性を回避し、いつまでも元気でいられるために、 私達が推奨する腸内細菌加工食品の存在価値があります。

なぜか・・・
血管の詰まりを取り去って、いつでも血管自体が元気な状態であり、 全身の細胞のすみずみまで栄養が滞りなく行き渡れば、健康促進にものすごく 安定した基盤をつくれるからです。

善玉菌をふやすことで、免疫力の向上やがん予防、血糖値のコントロールだけで なく、血管のつまりを取り、根本から生活習慣病の予防ができます。
その他、蓄積された脂肪などの排出、血糖値のコントロールなど、数え上げたら切り がないです。
とにかく、「動脈硬化」を避けることは「現代人が生き延びるための必須事項」です。 いつの時代も体が資本ですから。 そうであれば生涯寝たきりになることもないでしょう。

さて、
事実、平成9年の統計では、生活習慣病が原因で死亡された方が、全体の63.8%もい ると発表されています。(がん-30.1% 心臓病-15.3% 脳卒中-15.2%) 今や、事故によるものなどは除いて、死因の殆どが「生活習慣病」による といってよいと思います。
生活習慣病になる可能性が強い生活習慣(食生活だけではありません。ストレスなど もそうです)を私たちは日々繰り広げています。 誰もがそうなる危険性と可能性を持っている時代です。 もはや子供も例外ではありません。(小学生の11%は予備軍)

その時はいきなりやってきます。
もしそうなったら、死の恐怖と大なり小なり戦っていかなくてはなりません。 そうなると、家族にも多大な精神的圧迫を与えることも多くなるはずです。 当然ご本人の精神的ダメージははかりしれません。

西城秀樹や西田敏行も動脈硬化が原因です。

◆◆◆腸内細菌「善玉菌と悪玉菌」◆◆◆

腸内細菌の存在については意外に近年まで知られていませんでした。 それは、肉眼では見ることができないため、光学機器(電子顕微鏡など) の進歩により発見され、研究が進められてきた結果です。
最近では腸内細菌に関する画期的な研究成果がいくつも発表され、 世界的にも腸内細菌の研究が注目されるようになりました。

腸内細菌は、消化管の壁面をびっしりと覆うように定着しており、 約300種類・約100兆個、重さにして約1kgも存在するといわれていて、 人体を構成する細胞(約60兆個)をはるかに上回る数が存在しているのです。 その腸内細菌は群落を作って「腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)」 =「腸内フローラ」を構成しています。

存在意義のないものは全て排除する生物の進化の過程で、腸内細菌が 一時として排除されることなく存在し続けていることは、明らかに腸内細菌 が人間にとって重大な意義をもって存在していることを示しています。
腸内細菌は「健康維持」「美容促進」「人の生命」にまで深く関わって くるのです。

これら“腸内細菌”の中には、腸内をきれいにする善玉菌と、反対に汚す 悪玉菌、そしてどちらともいえない菌があり、そのバランスは常に一定の 状態ではなく、様々な要因で絶えず変化しています。ストレス・過労・抗 生物質の服用など様々な要因によって腸内細菌叢のバランスが長期間にわ たって崩れてしまうと、人間の健康に様々な悪影響が現れてくるのです。

◆◆ 善玉菌のはたらき◆◆
善玉菌とは、その名の通り善い働きをする腸内菌のことであり、代表的なもの として、みなさんもよくご存知の乳酸菌やビフィズス菌があります。
善玉菌が優勢な健康な腸内環境であれば、糖質はブドウ糖に、タンパク質はア ミノ酸(またはペプチド)に、中性脂肪は脂肪酸とグリセリンに分解され、絨 毛の中に張り巡らされた毛細血管から栄養吸収細胞に吸収されます。
また、大きい脂肪酸、コレステロール、リン脂質などは脂肪の粒(カイロミク ロン)となり、中心乳ビ管、リンパ管から直接、血管器系に運ばれます。そう して私達の栄養、エネルギー源となるのです。

◆善玉菌の主な働き◆
1. 脂質代謝の活性化
  余分なコレステロールを別の物質に変えて、体外 に排出したり、中性脂肪を下げます。
2. 酵素の活性化
  色々な有益酵素の働きを促進しています。
3. 消化・吸収・代謝への関与
  消化できない繊維質を分解したり、タン パク質や糖分を分解して消化を助けます。
4. 抗生物質の産生
  細菌を死滅させる物質を作って、外来菌の定着を防 ぎ、腸内菌全体のバランスを保持します。
5. 薬物の代謝
  体内に入ってきた薬物を別の物質に変えて、薬物の有効 度をアップします。
6. ホルモン・ビタミンの産生
  ステロイドホルモンやビタミンB1などの 合成や生成をしています。
7. 有害物質や発ガン物質の分解
  発ガン物質を分解して、無害にしてし まう働きをしています。
8. 腸内pHの安定と腸の蠕動運動の活性化
  酸を産出して病原菌の増殖を防ぎ、腸を刺激して蠕 動運動を活発にしてくれます。

◆細菌の増殖・定着を防ぐ善玉菌◆
私達の体には、単独で、あるいは食べ物と一緒に絶えず細菌や微生物が侵入 しています。 口から入った細菌は、食べ物と同様に食道から胃、腸へと 進みます。胃の内部ではpH1の強い胃酸が分泌され、細菌類の多くが胃の 中で死滅します。しかし、中にはO-157(病原性大腸菌)のように、この 環境を生き抜いて腸にまで達する細菌がいます。小腸では強いアルカリ性 の消化液が細菌を攻撃しますが、この攻撃をも突破する細菌も存在してい るのです。
そのような無敵な細菌に唯一対抗できるのが、腸内に棲む善玉菌なのです。 善玉菌は外部から侵入した怪しい菌を腸内に定着させず“通過菌”として外に 排泄する、もしくは爆発的な増殖を起こさない免疫力をもっているのです。
腸での免疫力は、善玉菌の他に分泌型IgAと呼ばれる抗体が関係しています。 腸管粘膜の内側でつくられたIgAが分泌型IgAに変化し、ウイルスや細菌などが 腸管から体に入るのを阻止しています。
例えば、小児マヒの原因となるポリオウイルスは腸から侵入しようとしますし、 サルモネラ菌やコレラ菌は小腸粘膜に付着して増殖し、食中毒や激しい下痢を 引き起こします。これらの細菌やウイルスと上手く結びつき、体外に排出する のが分泌型IgAなのです。
このように、細菌やウイルスの感染症から身を守る分泌型IgAを十分に働かせ ているのが善玉菌であり、善玉菌が優勢な腸内環境はより高い免疫力を持ち得 るのです。

◆◆悪玉菌の悪業◆◆
悪玉菌とは、その名の通り悪い働きをする腸内菌のことであり、代表的なもの として、大腸菌やウェルシュ菌があります。
悪玉菌が優勢になると、大変なことに腐敗物質が作り出されます。
例えば、アミノ酸はアミンという腐敗物質を作り、このアミンが胃や腸で亜硝 酸塩と結びつくと、胃ガンや大腸ガンの原因として有力視されているニトロソ アミンという発ガン物質に変化します。
また、高タンパクな食事をすると、尿中に発ガン性が疑われているフェノール 化合物が増加します。
さらに、動物性タンパク質に多く含まれるアミノ酸のトリプトファンからは、 アミンの他に悪性腫瘍や膀胱ガン、白血病を引き起こすインドキシル(発ガン 物質)や、スカトールといった腸管のガスが作られます。
つまり、同じ食べ物を口から入れても腸内環境の良し悪しにより、有益になっ たり有害になったりするというように健康を大きく左右するのです。

◆悪玉菌の影響◆
1.タンパク質やアミノ酸を分解し、腐敗現象を促進。
2.発ガン物質を産出したり、高血圧や動脈硬化の原因をつくる。
3.各種ホルモンや消化液が毒性物質に変えられる。
4.下痢や便秘が起こりやすく、しばしば慢性化する。
5.免疫力が低下して、感染症を引き起こしやすくなる。
6.肝臓などの内臓に過剰な負担がかかる。

◆◆腸内環境を整えるには・・・◆◆
善玉菌が優勢な腸内環境は、悪玉菌の増殖を防ぐ、 免疫細胞を生育する、 健康な血液をつくるなど他にも様々な効能を体にもたらします。
つまり、私達の健康維持のためには、悪玉菌を増やさずに、いかに善玉菌を増 やすかが重要なポイントになるのです。

善玉菌を増やすためには、善玉菌を外から採り入れ補充すればいいわけですが、 そう簡単にできることではありません。というのも、善玉菌には元来、あとか ら体内に入ってくる細菌を増殖・定着させない性質があります。つまり、人が 生まれてすぐに棲みつく“固有菌”以外は、たとえ善玉菌(ヨーグルト等)であろうとも外から の侵入者は“敵”とみなし、“通過菌”として排除されてしまうのです。

今まで長い間、善玉菌を増やすために乳酸菌飲料やビフィズス菌入りヨーグル トの飲用が盛んに奨励されてきました。しかし、胃の消化酵素に含まれる強い 酸(胃酸)により、食べ物に含まれている乳酸菌のほとんどは死滅します。ま た、たとえ腸内にたどり着けたとしても、固有菌の働きによって排除され、決 して腸内に定着することはないのです。

つまり、善玉菌を増やすためには、
1.胃酸の影響を受けない
2.固有菌に排除されない
という2つの障害を乗り越えられる物質を摂取するしかありません。

◆腸内環境を悪くする原因◆
消化管内には有益な腸内細菌と有害な腸内細菌とがそれぞれ叢(コロニー)を なして常在しており、人の健康状態はその腸内細菌叢の勢力バランスつまり腸 内環境により左右されます。

   善玉菌が優勢→良い腸内環境
  悪玉菌が優勢→悪い腸内環境

●病気とは、腸内細菌叢のバランスが崩れた状態をいうといっても過言で はないほどです。

◆◆腸内細菌叢のバランスが崩れる主な原因◆◆
・年齢(加齢)
人間は誰でも無菌のまま産まれてきますが、その後、様々な細菌が棲みつ き、生後4、5日するとビフィズス菌が最優勢となり、それ以後安定した菌 叢になります。この時の菌叢バランスが基本となって健康時の腸内細菌叢 が決まり、高齢でも健康な人は赤ん坊の時と変わらない腸内細菌叢を保っ ているのです。
・ストレス
強い心身のストレスを受けると胃が痛くなったり、ひどい場合には胃潰瘍 になったり心臓疾患にかかるとか、ストレスと内臓の関係は一般的に良く 知られていますが、腸内細菌も大きく影響を受けます。登校拒否・出社恐 怖症などで朝になると下痢になってしまうという過敏性大腸症候群なども 心因性起因に加えて腸内細菌バランスの不調が大きく関係しています。
・病気
(薬物・抗生物質) 抗生物質は感染症などの病気治療には有効なもので、 悪い病原菌を抹殺してくれますが、同時に腸内の有益菌までも殺してしまい ます。抗生物質を連用する場合は有益菌の補充と、パワーの増加を考えなく てはなりません。
・食品
(食品添加物・農薬・欧米風の食事など) 1981年以来、日本人の死亡の原因 はガンが1位であり、1994年の統計によれば、年間死亡者の1/4以上にあたる 27.8%がガンで死亡しています。
ガンによる死亡を臓器別に見ていくと、男女とも胃ガンが大幅に減少している のに対し、大腸ガンが急激に増加していることに注目させられます。
大腸ガンが近年になって増えてきたのは、日本人の生活習慣、特に食生活が 欧米風になってきたことも大きな原因と考えられます。 食事の欧米化によって、特に動物性タンパク質や脂肪を多く摂取するように なったため、腸内細菌叢のバランスが崩れていることに起因しています。

以上のようなことから、有害な腸内細菌の力が強大となり、胃腸疾患を はじめ、様々な病気を引き起こすのです。
逆に有益な腸内細菌を増加および増強することにより、腸内細菌叢バランス を改善させ、病気・病的現象が解消されることがかなり有望になります。

◆◆◆乳酸菌◆◆◆
乳酸菌という名の由来は、読んで字のごとく主な働きとして、糖質を分解して多量の乳酸をつくるからです。 他にも酪酸などいくつかの酸をつくります。
そのつくりだした酸が、他に働きかけいろいろな物質をつくりだします。 それによって、様々な場面で健康維持に必要な環境がつくられるわけです。
一般的に、乳酸菌飲料やヨーグルトなど、「自然界のものを発酵させた菌」などを 乳酸菌と呼んでいますが、私たちの体の中で適応できるものかどうかは、 実のところ???がつきます。
そのひとつが、「光と空気を必要とする乳酸菌」と「必要としない(光と空気がある とうまく活動できない)乳酸菌」がいる、ということです。
光と空気がないと生きていけないものを「好気性」菌と呼ばれます。 これらは人の腸内細菌のエサとなり少しは活性化させますが、 体内に住みつくことはできず腸内細菌はあまり増えもしません。(せいぜい 2〜3倍)
一方、人の胃腸管には、固有の乳酸菌が存在しています。
この腸内細菌(乳酸菌)は光と空気があると生きていけない「嫌気性菌」と呼ばれ、 腸内に優勢に定着しています。
つまり私たちの健康維持に本当に必要な乳酸菌は、嫌気性であり、 人の環境に適応できて能力を発揮できるものでなければならないのです。 自然界のものであればいい、とか天然であるというのは、 本当はそれほど説得力のない場合もありうるのです。
人間の体にとって本当に適しているかどうかが、一番の問題です。

その嫌気性菌の中にも種類があり、同種類の菌のなかにも、 それぞれ個性が違うものがあります。
それを科学的に有効性を確認し、今多くの方々に感動を与えているのが エンテロコッカスという乳酸菌であるというわけです。

最近、プロバイオテックスということで、ヨーグルト商戦が高まってきていますが、 その効果のほどを出すには、「どうなのだろうか?」との疑問があります。 ある健康のための本当の効果をだすためには、そのヨーグルトを実際に毎日 3リットル以上食べなければならない場合があるそうです。
ヨーグルトはあくまでも牛のなかで出来た乳酸菌です。

エンテロコッカス(人由来の乳酸菌)との間には、 人間にとってみれば、明らかな有効性の違いがあるといえます。

乳酸菌と一言でいっても、全く異なることをご理解下さい。

◆◆◆腸内細菌と便秘◆◆◆

■腸内で腐敗が起きて毒素が出る、「腸内細菌のバランス」と 「宿便」がカギを握る■

動物の進化で最初にできた臓器は「腸」だという。 その周りに脳が生まれ、血管が でき、手足が伸びた。腸は人体の“中枢”です。 水分や栄養を吸収するだけではありません。 内部の腸内細菌を動員して免疫や代謝を担います。しかし、高脂肪食や柔らかい加工食品 などが普及した今、腸が危機に瀕しています。 カギを握るのが「腸内細菌バランスの 乱れ」と、腸内に渋滞した「宿便」です。
まず、なぞなぞから。
慢性的な肩凝りや疲労感、肌荒れ、アトピー、リウマチ、大腸ガン、心筋梗塞、子 宮内膜症、痴呆症に共通するものは何か。何の脈絡もないようなこれらの不調や病気 が、実は一つの臓器の不調が原因だとしたら……。
その臓器が「腸」です。
「リーキーガットシンドローム」という言葉をご存じでしょうか。直訳すると、「腸 の漏れ症候群」。日米の医師や栄養学者の一部が指摘し始めている“病名”です。
腸壁を覆う粘膜が何らかの原因で “破れ”、腸内で発生した毒素や腸内の細菌が体内に 漏れ出す。このため体内で自家中毒を起こしたり、肝臓や腸の解毒機能が落ちて外部 からの毒素にやられる。その結果、様々な病気になるのではないか。
この仮説は、例えば米国の栄養学者ジェフリー・ブランド博士が著書『20日間で若 返る』(ダイヤモンド社)で指摘しています。米国で最も著名な自然療法医のレオ・ギャ ランド博士も、「リウマチ患者の発症部位からしばしば腸内細菌の破片が見つかる」 とし、リーキーガット症候群説を支持しています。日本でも、例えば甲田医院(大阪府八尾 市)の甲田光雄院長は、「腸粘膜の障害部位からアレルゲンが体内に侵入してくる結 果、アトピー発症の原因となる」と同様の説を唱えています。

■便秘が腸内細菌叢を乱す■

腸が原因と推測されている病気は脳、心臓、関節などあらゆる部位に及びます。まさに 腸の不調や汚れが万病を引き起こすのではないかと想像させます。逆に、腸を健全にす れば病気を予防し、健康になるのではないか。カギを握るのが「腸内細菌」と「宿便」 です。
まず、腸内細菌とは何か。
腸の中には300種類、100兆個以上もの細菌が住んでいる。人間の全身の細胞が60兆 個といわれるから、膨大な数です。
腸の中を流れてきた食べカスを、ある細菌が食べる。その細菌が放出した代謝産物 を別の細菌が食べる……。腸内細菌は互いに栄養をやり取りしながら、密接な関係を 築いています。ビタミンを体内で作る細菌もいて、これを腸が吸収して活用する。腸が 放出した老廃物を食べて、アミノ酸など体に有用なものに変える“リサイクル菌”も います。

腸の中に別の臓器があるようなものだ」。腸内細菌研究の第一人者である東京大学 の光岡知足名誉教授はこう話します。この細菌集団を「腸内細菌叢」と呼びます。
腸内細菌叢は、三つのグループに分けると理解しやすい。善玉菌、悪玉菌、中間菌 だ。善玉菌は腸の中で「発酵」を進め、ビタミンや酪酸、アミノ酸など 体に有益なものを作る。代表例はビフィズス菌です。悪玉菌は逆に、「腐敗」を進めて 有害物質を作ります。代表例はウェルシュ菌。中間菌(日和見菌)は普段はおとなしいが、 体が弱ると悪玉菌のような悪さを始めます。
健康な人は腸内細菌叢が一定のバランスを保っているが、食生活の乱れやストレス などによってバランスが崩れると、悪玉菌が増えて毒素をまき散らします。腸内細菌叢の 乱れが病気を引き起こすのです。

年をとると、腸内細菌叢も悪化します。内臓や皮膚のように、腸内細菌叢も老化します。 だが、年をとっても若々しい人は腸内細菌叢も若い。それを裏付けるのが、長寿地域 として有名な沖縄県と東京都の高齢者の腸内細菌叢の比較データです。沖縄の高齢者の 腸内細菌叢は若い状態に近いのです。

では悪玉菌はどんな病気を引き起こすのか。メカニズムの解明が進んでいるのは、 大腸ガンと乳ガンです。悪玉菌は腸内で腐敗を進めて発ガン物質を作ります。乳ガンは便秘 の女性に多いという研究もあります。米国カリフォルニア大学で、乳ガン検診の検査結果 と便通頻度の関係を調べたところ、便通が週に2回以下の人から、乳ガンとその予備 軍にあたる症状が圧倒的に多く見つかったのです。理化学研究所培養生物部の辧野義己室 長はこう話す「便秘は腸内細菌叢を乱して悪玉菌を増やす原因。“万病のもと”とい ってもいい」と。
日本では戦後、この二つのガンの死亡率が増えています。光岡名誉教授はこの傾向を、 「食生活の西欧化が進んで日本人の腸内細菌が乱れているためだ」と見ています。 善玉菌には免疫力を強くする作用があります。マウスの腸内に有用菌を注入すると、免 疫を担う細胞の活性が高くなります。逆に、生まれたばかりのブタを無菌室に入れ、腸内 に細菌がいない状態で飼育すると、免疫を担う細胞がうまく成長せず、病気にかかり やすい状態になります。

■宿便が腸に渋滞する■

腸を健全にするもう一つのカギが「宿便」です。
「宿便とは何か」「そもそも宿便は存在するのか」に関しては、いまだ定説がありません。 しかし、宿便を指摘する医師や書籍は増えています。内視鏡医の多くは内視鏡で見ても 宿便はないと否定的だが、米アルバート・アインシュタイン医科大学の新谷弘実教授 は著書『胃腸は語る』で、「米国人の腸は固くて短く、宿便の残存が多い」と指摘す る。国立感染症研究所食品微生物部の森下芳行室長も著書『腸内革命』の中で、腸が 弱ると腸壁を病原菌が通過しやすいとし、さらに宿便の存在にも触れています。

  衝撃的なのが、バーナード・ジェンセン著『汚れた腸が病気をつくる』です。腸内を浄 化する治療の途中で多数の患者から出てきた異様な排泄物が写真で示されています。ひも状、 ビニール状、ゼリー状など形や色は様々ですが、排泄物は腸の形をしていて、猛烈な腐 敗臭がするといいます。ジェンセン博士はこれを宿便と呼びます。

甲田医院で治療を受けている患者が断食中に出した排泄物の写真が手元にあります。断 食中は何も食べないのに毎日、便が出る(患者は緩下剤をのむため、便は液状)。断 食10日目になっても出る。甲田院長は「これらが宿便だ」と話します。
宿便の正体はまだ確定していません。粘液、腸内細菌、粘膜、老廃物や食べカスなど がその有力候補です。そして、「宿便が渋滞すると(悪玉菌により)腐敗が起こり、腸 粘膜にビランや炎症が起こる」(甲田院長)。これが、リーキーガット症候群につな がると甲田医師は推測しています。

■まず「隠れ便秘」解消を■

「現代人のほとんどは便秘」と甲田医師はいいます。1日3回食事をする人は、1日3回便 通があるようになっているといいます。ジェンセン博士も著書で同様の指摘をします。
「隠れ便秘」を解消し、腸内細菌叢を理想に近づけ、宿便をとるにはどうするか。 「肉食を控え、お米(穀物)や食物繊維(野菜)をたっぷり取る」(国立感染症研究 所の森下室長)。これが多くの関係者が一致する対策です。食物繊維、乳酸菌などを摂 取するのもいい。
「少食」や「週末の1日断食」を続けるのもいい。少食にすると傷の治りが早くな り、腸内細菌叢がいい状態になることは、ラットの実験で報告されています。

●年をとると善玉菌が減り悪玉菌が増える
新生児の腸内は無菌状態だが、すぐに大腸菌などが入り込み、数日後にはビフィズス 菌も住み着きます。離乳後は安定しているが、20歳ぐらいからビフィズス菌が減ってウェ ルシュ菌が増えます。
光岡知足『老化は腸で止められた』より
●長寿地域と東京都の高齢者の腸内細菌の比較
長寿地域として有名な沖縄県と山梨県棡原村(現・上野原町)の高齢者の腸内細菌を、 東京都の高齢者と比べた。沖縄県では東京都よりビフィズス菌が10倍多く、ウェルシュ 菌は100分の1。
辧野、光岡:「腸内フローラと成人病」(1985年)のデータ

●腸と腸内細菌叢の役割
腸内細菌は主に大腸の上流部に住んでいます。人体に良い働きをするのが善玉菌。ビタ ミンやアミノ酸を供給するほか、病原菌の感染を防いだり、腸の免疫力を高める作用 も担っています。
辧野、光岡:「腸内フローラと成人病」(1985年)のデータ

●大腸ガンの発生メカニズム
便の中には脂肪の吸収を助ける消化液の胆汁酸が混ざっています。悪玉菌が胆汁酸に働 きかけると、二次胆汁酸と呼ばれる発ガン物質に変化します。これが大腸ガンを作ります。

●乳ガンの発生メカニズム
コレステロールに悪玉菌が働きかけると、女性ホルモンのエストロゲンに変化し、吸 収されて乳房に蓄積します。すると乳房組織内でホルモンバランスが崩れ、乳ガン細胞 の増殖が促進されるのです。

●増える大腸ガンと乳ガンの死亡率
戦後、日本人の大腸ガンと乳ガンの死亡率は一貫して増えています。かつての日本では、 どちらもそう多くなかったのですが。西欧諸国では両方とも主要な死因になっている。
厚生省「人口動態統計」より

●隠れ便秘が 健康を脅かす
「本当の快便」は、3食とったら3回排便して、朝には腸の中が空になる状態だという。 便が腸内に慢性的に残っていると、腐敗が進みやすい。すると悪玉菌が増えて健康が 害される。

◆◆◆食品汚染◆◆◆

私たちは、排気ガスで汚染された空気を呼吸し、 農薬で汚染されたご飯と、どんな農薬を使っているのかまるで分からない、 輸入の小麦と大豆で作った味噌に、防腐剤が入った調味料を使い味噌汁を作り、 着色料などの添加物の入った加工品を食べ、抗生物質が一杯入った養殖の魚に舌鼓を打ち、 農薬が振り掛けられている野菜や果物でサラダを食べ、 殺虫剤と着色料の入ったお茶を飲み続けて歴史的には何十年も経っています。

この状況はもはや致し方ないことです。
現代に生きる私たちは、それに甘んじて生きていかなければなりません。 野菜や作物については、それが採れる土壌という問題もあります。 私たちは薄っぺらな「飽食の時代」に生きてるといえます。
一般的に口と鼻から身体の中に入る化学物質は80種以上と言われています。 農薬と大気汚染を加えるとその数は実際には分からないそうです。
気になる点は、いずれも単品では安全基準をクリアしていると信じても、 身体の中に入り、これらが足し算、掛け算のように複合して結合したら どうなるかということです。 それが長期的に蓄積されていったら人間の体はどうなるのでしょうか?

この点についても社会的な利権や様々な環境から、うやむやになるでしょうし、 ここでもやっぱり「自分の身は自分で守る」しかないようです。

次のようなエピソードがあります。
アメリカの死んだ人の体が腐らないというお話です。
アメリカでは日本と違って、火葬ではなく土葬が一般的です。 通常、埋めてから約3ヶ月ほどで骨になるそうです。 ところが最近、一年たっても腐らない死体が増えてるんだそうです。 アメリカは土葬だから分かるのですね。
「なぜ死体が腐らないのか」それを調べたところ、 防腐剤の影響ということが判りました。 長年の食べ物の影響で体内に蓄積されているために そのようなことが起こるのです。

一方、日本ではアメリカの7倍もの量が投入されているとの事を 聞いたことがあります。
日本が土葬だったら・・・・・・・完全保存可能かもしれません。 ゾンビの国になってしまいます。
防腐剤は化学物質(薬品?)であり、 免疫が人間に備わっているので人間が生きている間食べ続けていても 支障が無いと判断して、食品業界が製品を長持ちさせる為に使用しています。
食品に入っているのは防腐剤だけではありません。化学調味料、着色料、酸化防止剤、酸味料、甘味料、香料など まだあります。
防腐剤、保存料などの化学物質は日持ちはするし、安いし賞味期間も長く、 見えも良くなり売れるというわけです。業界の合理化の為でしょう。

こんな話もあります。
ご飯を作っている会社にアルバイトに行っている人が、 大きなお釜でご飯を作るときに防腐剤を入れる係をしていたそうです。 ある時、間違えていつもの10倍もの防腐剤を入れてしまって、 慌てて責任者に報告すると「防腐剤は無味無臭だからそのまま炊いて大丈夫」 と言われたそうだとか・・・・

しかしながら、
これら化学物質は身体に蓄積され排泄されにくい性質をもっています。 人間の身体に悪い影響がないはずがありません。
私たちは、これらの「体に有害な必要ないもの」を積極的に対外に排出することを しなければ「健康な身体」は手に入れられません。
また、子供の頃からそのような食生活を続けなければならないのですから、 子供たちには大人以上に、気を使っていかなければならないと思います。
妊婦さんにしてもそうです。
ご自分の中に蓄積されたそのような有害物質が濃縮され、 大切な赤ちゃん(胎児)に栄養とともにいってしまうことは 最初から大変なリスクを負わせてしまうことになります。

さて、“ある”腸内細菌・善玉菌は、 その働きに「腸内のPHを低下させる」ことが認められています。 それにより腸内で入ってきた有害物質を酸により無効化、排出します。
有害物質にとって「腸が体内に吸収される関所」ですから 門番を最優秀なものにしておけばいいわけです。
「ここを通ること、まかりならん!!」というのが善玉菌の役目のひとつです。

◆◆◆過酸化脂質◆◆◆

よく耳にする「活性酸素」が実は体に悪影響を与えているのはご存じかも しれませんが、最近になり「過酸化脂質」が更にたちが悪いことがわかっ て来ているようです。
こういう分野で専門の方や詳しい方は、既にご存じかもしれませんが、 この「私たちの推奨する腸内細菌加工食品」の開発元は、既に10何年も前から「過酸化脂質」 を減少させれば人間の体は改善される事に着目して、それを可能にしてい たのですね。

◆活性酸素の働き◆
最近よく取りだたされる「活性酸素」とは体内に侵入した有害物質を 分解する成分です。 細菌・ウィルスなどの病原菌や、身体にとって異物となる物が体内に侵入 してくると、血液中の食細胞が侵入した異物を食べて身体を守ります。  異物を食べた食細胞は、細胞内で活性酸素を作り出し、活性酸素の働きで 異物を溶かして排泄します。

◇過剰な活性酸素が体を蝕む
ところがこの活性酸素が増え過ぎると、余分な活性酸素が食細胞の外に流出 します。 流出した活性酸素は体の中の各組識で、異物を溶かす作用を発揮し、正常な 細胞を溶かしたり、刺激を加えて様々な障害を与えるようになります。  活性酸素により繰り返し行われる慢性の刺激が、癌細胞の発生を助長し、 さらに正常な細胞のDNAを傷つけて、直接癌細胞を発生させることが わかってきました。 また、シミ、ソバカス、しわ、等の老化も活性酸素が影響していることが わかってきました。

◇活性酸素増加要因
   《心身のストレス》 《喫煙》 《排気ガス》 《紫外線》  《食品添加物》 《アルコールの摂りすぎ》 《除草剤、農薬が身体に 入ったとき》など

◇美肌の大敵は紫外線と活性酸素
女性の大敵であるシミ、ソバカス、しわなどはメラニン色素の皮膚への沈着 によって起こりますが、活性酸素によってメラニンの形成反応が強力に促進 されます。 また紫外線を浴びると、皮膚細胞・組織を守るために活性 酸素が生まれ、紫外線を退治しようとします。そのときに活性酸素はしば しば力が余って自分の肌を傷つけてしまうのです。

◆過酸化脂質とは・・◆
コレステロールには、善玉コレステロールと悪玉コレステロールがあります。 過剰な活性酸素が血管中のコレステロールに作用すると 悪玉コレステロールと言われる過酸化脂質に変化します。過酸化脂質は 身体に様々な弊害を与えます。

◇悪玉コレステロールを作り出す活性酸素
血管中のコレステロールに過剰な活性酸素が作用すると、コレステロールが 過酸化脂質に変化します。過酸化脂質は悪玉コレステロールと呼ばれ、血管 の壁に付着して動脈硬化を起こします。また過酸化脂質が血管に溜まると、 血液を止めたり、血管が破れたりします。 このような血管の病変が、 脳の血管で起こると脳卒中であり、心臓の血管で起こるのが心筋梗塞です。

◇過酸化脂質は身体から排出されない
活性酸素は身体の中で作られると、その作用は非常に強力ですが、ごく短期 間に身体から消えてしまいます。これに対して過酸化脂質は、その作用は 活性酸素ほど強力ではありませんが、腎臓から排出されず、 いつまでも 身体の中に存在して弊害を与えます。
これらのことから身体の中で実際に悪さをしているのは、活性酸素ではなく 過酸化脂質であると言えます。

◇危険がいっぱいの加工食品
インスタントラーメンをはじめとする加工食品は、過酸化脂質がラーメンの なかに大量に含まれています。 このような加工食品を食べると、その食品 中に含まれている過酸化脂質が、血管病変や老化の促進をもたらしてしまい ます。

◇過酸化脂質が原因となる病気
●内科
脳卒中、心筋梗塞、白内障などは、活性酸素や過酸化脂質が原因し、 その悪化を助長する。
●外科・皮膚科
アトピー性皮膚炎、火傷の悪化、かぶれ、シミ、ソバカスなども、 活性酸素や過酸化脂質の影響大。
●一般疾患
冷え性、肩こり、神経痛、便秘、性欲減退、不眠、二日酔いなども活性酸素 と過酸化脂質に原因すると報告されています。

いかがでしょうか?! 以上の事から現代人には避ける事の出来ない悪玉 コレステロール・過酸化脂質による体への悪影響・・・